20代をふりかえるシリーズ第二弾。

海外旅行とかぶる部分もあるんだけど、バックパック旅行はまた違う味わいなので別立てにした。

初めての海外旅行の1年後、2010年、25歳の時に、ちょっと一人で海外行ってみようと思い立って、ハードケースのキャリーバッグでマレーシアに行ってみた。ところが首都クアラルンプールですら歩道は途中で突然無くなるし、舗装は凸凹だしでキャリーバッグの利点がほぼ活きませんでした。活きないどころかまさに完全にお荷物状態。いや荷物には違いないんだけども。

それから到着が夕方にも関わらず、ホテルを予約せず、当日の予定も考えずで行ったので、初日のクアラルンプールでの心細さといったら半端なかったです。仕方がないので駅ビル直結の超高級ホテルに当日料金で泊まりました。多分一泊数万円だったと思います。

そんな経験を踏まえて、なんとなく自分の旅行スタイルが確立されました。

  • 大バックパック+小バックパック+パソコン+スマホ
  • 航空券など現地までの交通費の安さを再優先にした日程と行き先
  • ユースホステルか現地の安宿
  • 到着日の宿の予約、または目処だけはつけておく
  • 飛行場から到着日の宿までのルートをiPhoneの地図アプリで検索してスクリーンショット
    • これ超重要
  • 現地の予定は出発前にはざっくりとしか決めず、現地で次どうするかを考える
  • 予算配分は、航空券代、宿泊費、現地交通費、食費、観光費、おみやげ代の順で大きくなるように頑張る

とりあえず宿にさえつけば、言葉がさっぱりでも予定がなくてもなんとかなる。

翌日からは、国境越えに行ってみてもいいし、山奥にバスで行ってみてもいいし、現地の国内線で地方都市に行ってみてもいいし、一日中なんとなく街中を歩きまわってもいいし、体調が悪かったら休んでもいいしで、そこそこ安全になかなか安く自由な旅行を楽しめます。

で、まあこういう感じで旅行すると否応なく現地の人と触れ合う機会が生じるわけです。現地の人だけでなく、似たような感じで旅行してる人達と話す機会もあって、いい刺激になる。

中国で出会った2つか3つ下の中国人の学生さん2人が言った言葉は今でも覚えている。

「私達はお互いのことをほとんど知らない。お互いのことをもっと知るためには対話が必要だ。もっとお互いに対話をしなくてはいけない。」

完全に同意ですわ。